iPhoneを理学部情報科学科へ持っていったら

ある青年がiPhoneを入手し、わくわくしながら東京大学理学部情報科学科のある理学部7号館へやってきた。

米澤研に行ったら、型付きアセンブリによりiPhoneが型安全であることを保証してくれた。
辻井研に行ったら、iPhoneの弱点である文字入力をマイクからの音声で行うことができるようになった。
平木研に行ったら、iPhoneはバラバラにされたのち再構築され、3倍の高速化に成功した。
萩谷研に行ったら、iPhoneチューリング完全な機械であることを証明してくれた。
今井研に行ったら、iPhoneの中に入っている音楽のソートが3倍速くなった。
西田研に行ったら、3DのiPhoneのリアルタイムレンダリング(鏡面の反射あり)を見せてくれた。
須田研に行ったら、iPhoneの電卓が小数点以下30桁まで計算できるようになった。
五十嵐研に行ったら、タッチパネルでクマを描けるおえかきソフトを作成してくれた。
細谷研に行ったら、iPhoneの曲がジャンルごとに自己組織化マップ上に表されるようになった。
高橋研に行ったら、他のアイコンの影になって見えなかったアイコンが見えるようになり操作性が上がった。
石川研に行ったら、128ノードのiPhoneを接続し毎秒1テラフロップスの計算を行えるようなシステムに組みこまれた。


さあ、あなたはどの研究室へ行きますか?
情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻への出願はおはやめに!