mixi OpenIDコンテストに企画を応募しないことにした
何をやるか決めるのと同じぐらい何をやらないか決めるのを考えるのも大切ですね。
というわけで、はちろくチャットやis2007チャットで少し話題に出たmixi OpenIDコンテストに企画を出さないことにしました。面白い企画が思いつかないのが理由ですが、いくつか他の理由も書いておきます。
作品の条件が難しい
1.mixi OpenIDを活用したもの
mixi OpenID contest
2.友人やグループで楽しめる(役に立つ)もの
3.応募したチームで実現可能であるもの
4.公序良俗に反しないもの
チャットの中では「mixi::Bookmark」とか「mixi::Star」とか、どっかで聞いたような案が出てきたけれど、OpenIDは単なるログインの機能だけなのだから、それを活用したウェブサイトは難しい。得にmixiのOpenIDを利用したものでないといけないのだから用途が限定されてさらに難しくなる。ただ、「mixiのOpenIDを使ってSNS作れば面白いんじゃね?w」とか、このチャット自体はとても面白かった。
会議室の団体予約システムを考えたりもした。団体で予約している会議室のドアの横に端末があってmixiのログインパスワードを入れるとその団体に所属しているかがOpenIDによって照合されて鍵が開くという仕組み。企画書だけなら書けるかもしれないけれど、僕一人では実装できないし、僕自身このサービスを運営しても面白くないのであきらめた。
実装が必要
1次審査は企画書だけでいいのだが、審査を通ると最終的にはその実装も必要。
受けるかもしれないサービスと自分が作りたいサービスが一致していないといけない。
納品しないといけない?
●最終納品 ※2009/3/13(金)
mixi OpenID contest
納品するということは自分で作ったサービスがmixiのものになるということ? この部分はよくわからない。
優秀賞が魅力的じゃない
1.アップル 15 インチMacBook Pro
mixi OpenID contest
2.「mixi OpenIDをご利用頂けるサイト」(http://mixi.jp/openid_gallery.pl)でのご紹介
3.Webサービスの運用に必要となるサーバーの運営費用を一定期間(1年間を予定)保障
MacBook Proは確かに欲しいものではあるのだけれど、1人から5人のチームでの応募なのに商品がMacBook Pro(たぶん1チームに1台)。これじゃあチームを作る気は起きない。他人を誘えない。
優秀賞をとったとしたら2月と3月はそのサービスの開発にかかりきりになるだろうし、そうしたらその報酬として25万円程度のMacBook Proと考えるとあまりコストパフォーマンスがよさそうではない。しかもそのMacBook Proが手に入るかどうかは3月19日の最終審査が終わらないとわからないのだろうし。
審査員賞も...
審査員賞(技術評論社賞)
mixi OpenID contest
1.『Software Design』年間購読権(2009.4〜2010.3)
2.『WEB+DB PRESS』年間購読権(2009.4〜2010.3)
3.『Web Site Expert』年間購読権(2009.4〜2010.3)
4.技術評論社刊行物およびgihyo.jpへの寄稿権および取材
雑誌の年間購読権は、それのために企画を考えて実行する気にはならないし、gihyo.jpへの寄稿や取材を受けることがなんでここで賞になるものかわからない。