i.schoolのワークショップやってきました

この一週間、i.schoolのワークショップに参加していました。今回のワークショップのテーマはHuman Centered Designということで人間のインタビューやオブザーベーションを通じて、何かイノベーションを起こすワークショップに参加してきました。扱うデザインは"ワーキングマザーとその子供のコミュニケーションをよりよくさせるもの".

http://gyazo.com/4d8ec3d37e962b79168417af6552da7c.png


http://ischool.t.u-tokyo.ac.jp/programs/workshop/workshop_sep09*1

IDEO流のプロセスとして今回の1週間のワークショップで行ったプロセスは6,7人のグループに分かれて、

  • 幼稚園とAjinomotoの人にインタビュー
  • インタビューからinsightsをを明らかにし、それらからOpportunity Area(ビジネスチャンス)を特定する
  • ブレインストーミング
  • モックアップ制作
  • プレゼンテーション

でした。頭のなかでは具象->抽象->具象という流れになります。
特にモックアップを制作してロールプレイをすることでそのプロダクト・サービスの利用機会を深く考察することができ、更なる機能の追加の可能性も探ることができるのが印象的でした。


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つらつらと感想。

  • IDEOの人はとても親切で頭が良くて感動を覚えた。
  • 思考プロセスを皆で共有するのは難しい。抽象化のレベルなど。
  • そこで絵やポストイットでのOrderingが活躍する。
  • チームでゴールを共有するのが大切。まず何をするか、時間はどうか、横道にそれていないか。
  • 英語聞くのむずい。話すのは伝わる。
  • モックアップとロールプレイは大切。プロダクトをそのユーザ・使用する状況に重点を置く
  • やっていることはシンプルで体系化されている。今回のようにarrangeされた状況ならチームがそこへ向かうが、また別なところでチームをそこへ持ってゆくのは困難
  • 18時に終わっても24時まで別のことできる。一度も遅刻なし。朝早く起きた一週間だった。
  • ワークショップ参加者にTwitterユーザは意外に少ない。
  • iii exhibitionをやる人は意外に多い。

*1:スタンフォード大学には同様にIDEO社がarrangeしているdschoolというクラスがあるらしいです